$\overrightarrow{{\rm AB}} = \left( -\dfrac{1}{5},- \dfrac{2}{5},-1\right)$
より, $2$ 点 ${\rm A}$, ${\rm B}$ を通る直線を媒介変数 $t$ を用いて表すと
$\left\{ \begin{aligned} x &= -\dfrac{1}{5}t \\ y &= -\dfrac{2}{5}t \\ z&= 1 -t \end{aligned} \right.$
球面 $S$ の方程式は
$x^2 + y^2 + z^2 = 1$
なので, 代入すると
$\left( -\dfrac{1}{5}t \right)^2 + \left( -\dfrac{2}{5}t \right)^2 + \left( 1-t \right)^2 = 1$
整理すると
$\left(\dfrac{3}{5}t -1 \right)t = 0$
よって $t=0$ または $t = \dfrac{5}{3}$ となるが, $t=0$ の時は点 ${\rm A}$ に対応するので $t = \dfrac{5}{3}$ である。
直線の方程式に代入すれば, 交点の座標は $\left( -\dfrac{1}{3}, -\dfrac{2}{3}, -\dfrac{2}{3} \right)$ となる。