からくり台車 組み立てマニュアル

本実習装置は、荷物の重みで自走し、荷物を下すと元の位置に戻る台車です。完成品を分解すればラック&ピニオンやプーリーシャフトなど個々の部品の構造を理解できます。再び組み立てることで、連携して動作する部品の仕組みを学習できる教材です。

1 概要

機械エンジニアに必要な学習量は膨大で、それのすべてをカバーするカリキュラムを履修させることはとても難しいのが現状です。

 

では、どのように「学び」を提供するのか。その答えの一つが、この「からくり台車によるメカエンジニア育成講座」です。エンジニアにとって一番大切なこと、それは自分自身の頭で考え抜く習慣を育むことです。この考えが基本にあれば、どのような問題にも対応できます。

 

そのためには、適切な訓練コースのもとに、考え、観察し、実験を繰り返すことが不可欠です。このからくり台車には、それらすべてが詰まっています。組み立てと分解、どちらも異なる学習体験ができ、自分自身で考え抜く力を身につけることができます。

2 実習装置 仕様

実習で学ぶ! からくり台車

  • 型番:AKM-1404
  • 製造者:株式会社アドウィン
  • サイズ:W340 D190 H420mm (組み立て時)
  • 重量:約3.2kg
  • 定価:250,000円+税