6-9 実習装置 組み立て手順 ⑨

組み立ては完了です。台車が以下のような動きをスムースにできれば完成です。しかし、組み立てたばかりだと思うように動かないことのほうが多いと思います。そんな場合は、次に紹介する組付け位置や傾きなどの微調整を行い、思った動きになるよう調整してみてください。

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さんぷる

引張コイルばねは平行か?

㉔引張コイルばねの位置を確認します。真上からみたときに、平行になるよう調整してみてください。

さんぷる

ホイールの位置が平行か?

⑧ホイールの位置は平行になっているか、ゆがみはないかを確認します。逆さまにした状態で真上から見て、左右で同じ位置に固定されているか、⑧ホイールと⑨ハブ自体がゆがんでいないかなどをチェックします。

さんぷる

ネジの緩みはないか?

からくり台車全体の、各種六角穴付きボルトの緩みがないかチェックします。特に2つのパーツから構成される3Dプリンタの部品は、仮止めしておくことが多く、最後まで忘れてしまいがちです。ただし締め付けすぎると破損する可能性があるので注意してください。

さんぷる

シャフト・シャフトホルダは平行か?

⑱~㉑の各シャフトを支えている、シャフトホルダが平行についているかを確認します。少しの歪みが全体に影響を及ぼすので、念入りにチェックしてみてください。

さんぷる

縦に伸びる部品は垂直になっているか?

⑬ストッパシャフトホルダや㉕フランジ付リニアブッシュなど、垂直に伸びる部品の調整を行います。真横から見たとき、④ラックギアや㉑ストッパシャフト250mmの傾きがないように調整してみてください。

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