1-2 投影法の中の第三角法

投影法とは?

「投影法」は、立体を平面に描きあらわす方法の一つです。平らな面の前の空間に物体を置き、後ろから光を当てると、平面に影が映ります。これを物体の外形として、物体の位置、形状、大きさなどを一定の方法によって一つの平面に表すのが「投影法」です。物体を投影する平面を「投影面」といいます。

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機械製図では、原則として「第三角法」が使われますが、場合によっては第一角法、又は相互の関係を矢印と文字を用いた矢示法を用いてもよいです。

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矢示法

主投影図以外の各投影図は、その投影方向を示す矢印及び識別のために大文字のローマ字で指示する。その文字は、投影の向きに関係なくすべて上向きに明瞭に描く。指示された投影図は、主投影図に対応しない位置に配置してもよい。投影図を識別するローマ字の大文字は、関連する投影図の真下か真上のどちらかに置く。

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