4-5 止め輪

止め輪の種類

止め輪は、JISではその形状から3種類に区分されています。

C 形止め輪

軸用と穴用があります。直径10mm以上の軸や穴に対して規格化されています。専用のスナップリングプライヤーを使ってはめ込みます。

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E 形止め輪

軸用のみです。直径1mm以上38mm以下の軸に対して規格化されています。

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C 形同心止め輪

軸用と穴用があります。

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止め輪はプレス加工で製作されるので「かえり」がよく見られます。その場合は、かえりがないほうを部品に押しつける面にするよう、考慮してください。 また、一度使ったものはもう使えません。

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止め輪の表示方法

止め輪は、組立図には図示しますが、個別の図面を作成する必要はありません。部品欄か部品表に呼びで記入します。会社によっては、記号を使って表示するように会社独自の規格を持っているところもあります。

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