13. 関数の最大・最小 例題集

$Q1$.
次の関数の最大値と最小値を求めなさい。

(1) $f(x) = x^3 -3x^2 -9x +3~~~(-4 \leqq x \leqq 6)$
(2) $f(x) = \dfrac{5(x^2-9)}{x^2+9}~~~(-1 \leqq x \leqq 3)$
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(1) $x=-4$ の時, 最小値 $-73$, $~~x=6$ の時, 最大値 $57$
(2) $x=0$ の時, 最小値 $-5$, $~~x=3$ の時, 最大値 $0$

(1)

$f'(x) = 3x^2 - 6x+9 = 3(x+1)(x-3)$

であるから $f'(x) = 0$ の時, $x=-1,~3$ となります。

$ x4  1  3  6f(x)+00+f(x)7382457 $

増減表から

$x=-4$ の時, 最小値 $-73$

を取り, また

$x=6$ の時, 最大値 $57$

を取ることがわかります。

(2)

$f(x) = \dfrac{5(x^2+9) - 90}{x^2+9} = 5 - \dfrac{90}{x^2+9}$

であるから

$f'(x) = \dfrac{180x}{(x^2+9)^2}$

よって $f'(x)=0$ の時, $x=0$ となります。

$ x1  0  3f(x)0+f(x)450 $

増減表から

$x=0$ の時, 最小値 $-5$

を取り, また

$x=3$ の時, 最大値 $0$

を取ることがわかります。

$Q2$.
次の関数の最大値と最小値を求めなさい。

(1) $f(x) = \sqrt{x^2 -4x+8}~~~(-9 \leqq x \leqq 3)$
(2) $f(x) = \sqrt{5+\cos x}~~~(0 \leqq x \leqq 2\pi)$
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(1) $x=2$ の時, 最小値 $2$, $~~x=-9$ の時, 最大値 $5\sqrt{5}$
(2) $x=\pi$ の時, 最小値 $2$, $~~x=0,~2\pi$ の時, 最大値 $\sqrt{6}$

(1)

$f'(x) = \dfrac{2x-4}{2\sqrt{x^2 -4x + 8}} = \dfrac{x-2}{\sqrt{x^2 - 4x + 8}}$

であるから $f'(x) = 0$ の時, $x=2$ となります。

$ x9  2  3f(x)0+f(x)5525 $

増減表から

$x=2$ の時, 最小値 $2$

を取り, また

$x=-9$ の時, 最大値 $5\sqrt{5}$

を取ることがわかります。

(2)

$f'(x) = -\dfrac{\sin x}{2\sqrt{5+\cos x}}$

であるから $f'(x) = 0$ とすると

$\sin x= 0$

$0\leqq x \leqq 2\pi$ より, $f'(x)=0$ の時, $x=0,~\pi,~2\pi$ となります。

$ x0  π  2πf(x)00+0f(x)626 $

増減表から

$x=\pi$ の時, 最小値 $2$

を取り, また

$x=0$ または $x=2\pi$ の時, 最大値 $\sqrt{6}$

を取ることがわかります。

$Q3$.
$x \geqq 0$ の時, $f(x) = x^3 + 3x^2 -9x + 12 \gt 0$ であることを証明しなさい。

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$f(x)$ を微分すると

$f'(x)= 3x^2 + 6x -9 = 3(x+3)(x-1)$

$x\geqq 0$ であるから, $f'(x)=0$ とすると $x=1$ である。

よって増減表は以下のようになる。

$ x0  1  f(x)0+f(x)127 $

$f(x)$ は $x=1$ で最小値 $7$ を取るので, $x \geqq 0$ の時 $f (x) \gt 0$ である。

$Q4$.
次の方程式が $3$ つの異なる実数解を持つような実数 $a$ の範囲を求めなさい。

$x^3 + 6x^2 + 9x + 7 +a=0$
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$-7 \lt a \lt -3$

$x^3 + 6x^2+9x+7 = -a$ より

$f(x) = x^3 + 6x^2 + 9x + 7$

として曲線 $y = f(x)$ と直線 $y = -a$ が $3$ つの共有点を持つような $a$ の範囲を求めればよいことになります。

$f(x)$ を微分すると

$f'(x) = 3x^2 + 12x + 9 = 3(x+3)(x+1)$

よって $f'(x) = 0$ とすると $x=-3,-1$ となります。

$ x  3  1  f(x)+00+f(x)73 $

増減表から, 関数 $y=f(x)$ のグラフは以下のようになります。

グラフから, $3 \lt -a \lt 7$ の時, 曲線 $y=f(x)$ と直線 $y=-a$ は共有点を $3$ つ持つことがわかります。

よって方程式が異なる $3$ つの実数解を持つような $a$ の範囲は

$-7 \lt a \lt -3$

となります。