$Q1$.
次の $2$ 次関数のグラフと $x$ 軸との共有点の数を調べ, 共有点がある時はその $x$ 座標を求めなさい。
$Q2$.
次の $2$ 次関数のグラフが $x$ 軸と共有点を持つような $k$ の範囲を求めなさい。また, $x$ 軸に接する時の $k$ の値を求めなさい。
判別式 $D \geqq 0$ となるように $k$ の範囲を定めます。
(1)
判別式を $D$ とすると, $x$ 軸と共有点を持つとき $D \geqq 0$ なので
$D=82−4⋅2⋅k=64−8k≧0$
これを解くと $k \leqq 8$ となります。
また, $x$ 軸と接する時は $D=0$ となるので $64-8k=0$ より $k=8$ となります。
(2)
判別式を $D$ とすると
$D=k2−4⋅4=k2−16≧0$
これを解くと $k^2 \geqq 16$ より $k \leqq -4$, $4 \leqq k$ となります。
また, $x$ 軸と接する時は $D=0$ となるので $k^2-16=0$ より $k=\pm 4$ となります。
$Q3$.
次の $2$ 次関数と $1$ 次関数のグラフが接するように $k$ の値を定め, その時の接点の座標を求めなさい。
$2$ つのグラフの共有点を求めると
$2x^2 +9x -1 = -7x+k$
整理すると
$2x^2 + 16x -(k+1) = 0 ~~~\cdots (1)$
$2$ つのグラフが接することから, 共有点は唯一つなので左辺の判別式を $D$ とすると
$D=162−4⋅2⋅(−(k+1))=216+8(k+1)=0$
$k$ について解くと, $k=-\dfrac{216}{8} -1 = -32-1=-33$ となります。
また, $k=-33$ を $(1)$ に代入すると
$2x2+16x−(−33+1)=2x2+16x+32=2(x+4)2=0$
よって $x=-4$ であることがわかります。$y$ 座標を求めると
$y = (-7)\cdot (-4) - 33 = 28-33 = -5$
よって接点の座標は $(-4,-5)$ となります。
$Q4$.
ある工場の製品は, 単価が $140$ 円の時 $300$ 個売れる。
この製品は単価を $10$ 円値上げすると, 販売個数が $10$ 個下がることがわかっている。
売上を $45900$ 円以上にしたい時の, 製品の単価の範囲を求めなさい。
単価を $10x$ 円値上げすると販売個数は $10x$ 個下がるので, 単価が $(140+10x)$ 円の時, この製品は $(300 -10x)$ 個売れることになります。
よって, 売上を $y$ とすると, 単価 $(140+10x)$ 円の時の売上は
$y=(140+10x)(300−10x)=100(14+x)(30−x)=100(−x2+16x+420)=−100(x2−16x−420)$
となります。売上を $45900$ 円以上にしたいので
$−100(x2−16x−420)≧45900x2−16x−420≦−459x2−16x+39≦0$
ここで $x^2 -16x + 39 = (x-3)(x-13)$ であるから
$(x-3)(x-13) \leqq 0$
よって $3 \leqq x \leqq 13$ であることがわかります。
$x=3$ の時の単価は $140+30=170$ 円, $x=13$ の時の単価は $140+130 = 270$ 円となるので, 製品の単価の範囲は $170$ 円以上, $270$ 円以下になります。
判別式の符号を調べると $x$ 軸との共有点の数を調べることができます。
(1)
判別式を $D$ とすると
$D = 9^2 - 4\cdot 20 = 1 \gt 0$
よって $x$ 軸と共有点を $2$ つ持つことがわかります。
$2$ 次関数の右辺を因数分解すると
$x^2+9x+20 = (x+5)(x+4)$
よって共有点の $x$ 座標は $x=-5$, $-4$ となります。
(2)
判別式を $D$ とすると
$D = (-12)^2 - 4\cdot 2\cdot 18 = 144-144 = 0$
よって $x$ 軸と共有点を $1$ つ持つことがわかります。
$2$ 次関数の右辺を因数分解すると
$2x^2-12x+18 = 2(x-3)^2$
よって共有点の $x$ 座標は $x=3$ となります。
(3)
判別式を $D$ とすると
$D = 2^2 - 4\cdot (-1)\cdot (-2) = - 4\lt 0$
よってこのグラフは $x$ 軸と共有点を持たないことがわかります。